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2017/01/22商品紹介

自分で出来る簡単ケミカルチューニング。(チェーン編)

こんにちは、修学院店の小野です。

今回は「自分で出来る簡単ケミカルチューニング。(チェーン編)」と題しまして、スポーツバイクのチェーンのメンテナンスのコツや役に立つ用品、ケミカルの紹介を致します。

DSC06715.JPG

走行性能に大きく影響するのは実はチェーン。一説にはチェーン駆動の乗り物はその動力の八割をチェーンによって損失しているとも言います。特にスポーツバイク用の多段変速機はチェーンが酷使されますのでよりチェーンの性能は重要です。

しかしチェーンのメンテナンスは意外と軽視されがちで、写真のように錆が浮いたりゴミが付着し続けたり、という状態になりやすいものです。確かにこの状態でも走行はできますが、実は自転車全体としてみると、動力をチェーンによって失っている様態になっています。

そのため、チェーンの掃除が大切なのですが、適当に拭いたり油を掛けたり、といったメンテナンスは逆効果の事も多いので、コツのようなものを解説しようと思います。

1.ブラッシング

DSC06713.JPG基本にして全て。チェーンの掃除の出来上がりの九割九分はブラッシングによって決まります。写真では歯ブラシを使用していますが、効率がいいのは専用に作られたブラシや塗装用の刷毛など。

DSC06723.JPG専用の洗浄液を刷毛やブラシにたっぷりと吸い込ませ、チェーンに塗りたくります。そのあとチェーンの内外に着いた汚れを根気よく落としていきます。ちなみによく使われるパーツクリーナーは実は非効率的です。すぐに乾燥してしまうので何回もチェーンにかけたりブラシに浸したりしなければいけません。

DSC06718.JPGチェーンを指でねじると、汚れが付いていると細かい砂や鉄粉がシャリシャリと感じられます。

DSC06717.JPGしかし綺麗に(写真のはあまり綺麗ではないですが…)汚れを落とすとそういった感触はなくなり、チェーンがスムーズに動く感触を感じられます。

ちなみに写真のチェーンは一枚目の錆びたチェーンと全く同じ部分です。あの写真分を掃除しただけで下の白い部分に大量の汚れが落ちているのが分かります。

2.注油

DSC06720.JPG汚れを綺麗に落としたら専用のチェーンルブを塗布します。チェーンのリンク一つ一つに少量塗布していきましょう。大量にかけても無駄なばかりか汚れを呼んだりブレーキに付着したりする危険がありますのでやめましょう。

DSC06722.JPG全てのリンクに塗布し終えたら何回かクランクを回して馴染ませます。

そして、ここが最大のコツなのですが。12時間放置します。

チェーンのリンク内部にチェーンルブがいきわたるにはおおよそ12時間かかります。12時間経過したのちチェーン表面についている余分なオイルは全て拭き取ります(馴染む前に拭き取ると浸透する分のオイルが無くなる為逆効果です)。

DSC06728.JPG拭き取り終えれば完成です。

出来栄えにもよりますが、行う前と後では自転車が別物に感じられるはずです。

では続けて、あった方が良いアイテムの紹介です。

DSC06726.JPGWAKOS チェーンクリーナー

チェーンの洗浄液です。ブラッシングの時に使います。劇的に落ちます。付属のブラシもなかなか使いやすくおススメです。においも強く、また比較的飛び散りやすいので屋外での作業におススメ。1.500円(税抜)

DSC06724.JPGWAKOS パーツディグリーザー

浸透系の洗浄液。ブラッシングの時にやはり使いますが上記チェーンクリーナーと選択してください。

刷毛などでの使用で最も効果的です。塗りつけて分解して落とす、という形になるので屋内での使用に適しています。(屋内でチェーン掃除するかは別として)チェーンクリーナー以上によく落ちます。ブラシですと9速以上のチェーンやディレーラーの隙間など細かいところには毛が届きにくいのでそういった場合に掃除するのにもおススメです。1.600円(税抜)

DSC06725.JPGWAKOS フォーミングマルチクリーナー

溶剤ではなく、泡の力で汚れを落とす洗浄液です。塗装を痛めにくく、また非常に細かい汚れを落とすのに適しています。より完成度の高いチェーンメンテナンスや、愛車の洗浄を行うのに最適。スポンジなどに含ませたうえでブラッシングした後のチェーンを拭くと見違えるほどきれいになります。1.000円(税抜)

DSC06727.JPGWAKOS チェーンルブ

チェーンルブに迷ったらとりあえずコレ、な万能チェーンルブ。チェーンの中に入った水分を押し出してくれるという特性があるので、中までよく浸透し、強固な保護皮膜を作ってくれます。1.600円(税抜)

top-nisu.png刷毛

こんな形をしているのが一番使いやすいです。ペンキ用がおススメです。

PICT3124.JPGマイクロファイバークロス

車のワックスを塗るときなどに使う布です。水をよく吸収し、非常に拭きやすいです。ホームセンターなどで安く売っていますが、高級なものは非常に使い心地が良いです。何枚か持っておくと何かと便利です。

DSC06733.JPGチェーンのクリーニングが本当にそんなに効果あるのか?と考えていらっしゃる方。今回の教材に使用したのは修学院店の試乗車、Louis Garneau LGS-TR1です。是非ともご確認くださいませ。